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海猫01へのレビュー

 

森川恭子の投票理由

・尻脂ってのは実に秀逸な責めですねぇ。 (2017/01/10(火) 18:25/Ogata)

手塚エミの投票理由

・偶然変態秘密警察の親玉に目をつけられあっけなく冤罪でレイプされて社会的に抹殺される可憐な雑魚っぷり (2016/12/22(木) 12:24/ssss)

海猫01 の投票理由

・リアルな描写 (2016/12/28(水) 08:06/やまやま)

・さすがは人気シリーズの第1作目!魅力が詰まってます。 (2017/01/10(火) 18:10/Ogata)

・世界観がいい (2015/07/20(月) 01:13)

・記念すべきファーストシリーズ。森川恭子女史も魅力的です。 (2015/07/31(金) 08:14/Ogata)

・ヒロインのモデルは吉永小百合……?? (2015/08/02(日) 15:35/つねお)

・海猫シリーズでは一番好き (2015/08/14(金) 09:39/Az9)

・女囚物最高 (2015/08/16(日) 00:56/fool)


ナンシー・マクガイア:海猫01 の投票理由

・海猫01の中では一番好きなキャラ (2015/08/14(金) 09:42/Az9)


森川恭子:海猫01 の投票理由

・海猫04にも登場の第1作ヒロイン。まだまだ完落ちしてなさそうでなによりです(笑) (2015/07/31(金) 08:25/Ogata)


内藤基子:海猫01 の投票理由

・吉永小百合に演じてほしいです (2015/08/02(日) 19:53/つねお)


海猫01 > 海猫シリーズの原点にしてその魅力のすべてが詰まっている。 (2013/12/25(水) 07:21/Ogata)

森川恭子 > 尻脂(シリヤニ)最高!! (2013/12/25(水) 06:30/Ogata)

内藤基子 > 巨きなお尻にレオタードが引っかかったシーンが良いです (2013/12/30(月) 16:43/ポニー)

森川恭子 > やっぱり自分の夫を殺した男に抱かれるというシチュエーションがいい (2014/01/10(金) 15:22/you)

  白川京二  2002/02/09 (土) 11:23

今回も面白いですね。特に「海猫」の白人美女に対する責めが興味深かったです。母国語である英語をほとんど忘れてしまうまでの洗脳、というのは傑出したアイデアではないかと思います。


  
つねお  2002/02/10 (日) 08:55


いよいよ、物語がおおきく動きはじめましたね。
襲いくる困難がおおきいものであればあるほどに、われらがヒロインたちは、これからいよいよ理想と闘志を燃えたたせて、その美しさを増していくのでしょう。もちろん、その美しさゆえに、みずからのまえに敷かれた罠にますますからめとられていくのですが(笑)。これから襲いかかるであろう苦しみのなかで、さて、内藤 基子は、どんなに美しく輝き、そして、崩れおちていくのでしょうか・・・。
しかし、健さんのこうしたヒロインというのは、これまでの、いわば、生まれながらにしてあたえられた「特権」(たとえば、美貌や家系)をその美しさのよりどころにするだけのヒロインにくらべて、格別の魅力がありますねえ。あえていえば、不屈の志(こころざし)から滲みでてくる美しさをかねそなえた魅力といえるでしょうか。
しかし、それだけの魅力にあふれたヒロインがいてこそ、物語は、まるで、とてつもなくおおきなものが決壊するのかのような絶頂へと、一瞬たりともゆるむことなく、盛りあがるのでしょう。その意味では、健さんの物語というのは、あたかもマラソンにいどむときのように、全身全霊を賭するほどの「コミットメント」を読者に求めるようにさえ感じられるのですが、私には、それが、物語の器(うつわ)のとてつもないおおきさをあらわすもののように思われるのです。マラソンのゴールにたどりつくときに味わうことのできるであろう歓喜を想像すると、今から胸がときめいてしまいます。ヒロインにはもうしわけないですが(笑)。


  吉永永吉  2002/03/12 (火) 18:04

大がかりな監禁物は大好きです。とくに囚人たちの服装が気に入りました。彼女たちは最終的にどうなるのでしょうか? 大和撫子として社会復帰させられるのでしょうか? それとも「喜び組」みたいに国家にご奉仕するのでしょうか?とまぁ、想像はつきませんが、結末を楽しみにしております。


  
山田花子 02/03/14(木) 08:10

○美人弁護士登場

>いつものことだが、収容所の建物に入っていくときにはある種の緊張感に包まれる。・・・
>ここへ脚を踏みいれたら二度と出てはこれないのではないか。単純な恐怖心が彼女の胸を覆うのだ。もう何度もそんな悪夢にうなされていた。

 前途を暗示する素敵な描写です。

>最上桐と森川恭子の闘い

 わくわくする展開です。2人を単にエリートコースを歩むだけの女性ではなく、敗北、あるいは
 挫折を知っていてそれでも立ち上がってきた、とする設定が、彼女たちに「厚み」あるいは「存在感」を与えています。
 このあたりのお話だけでも、出羽さまの手にかかると立派な作品になるでしょうし、あるいはそうしたいというお気持ちもあったかと思いますが、この魅惑的なお話を、2人の性格を物語るエピソードとしてさらっと紹介してあるあたりが並大抵ではありません。

 最上桐は刑事なので、法廷とか裁判の場面ではあまり活躍できないのが残念です。もし森川恭子と同期で、司法試験の1、2番を争そった女性検事が法廷で恭子と対決していたら・・・・などという連想も浮かんでしまいました。

 恭子は、大変優秀な学生ではあったが、美貌の同級生松川冴子は、常に恭子より一歩先をゆく存在だった。法律だけを考えて剃刀のような鋭い論理を展開する冴子。弱い立場の人間への同情をかくさない恭子。時を経て2人は検事と弁護士として法廷で対決する。当局の全面バックアップもあり、またもや凱歌は冴子の方にあがる。打ちしがれる恭子に

 「学生時代のまんまね、恭子。いつまでも青臭い正義感を振り回して虫けらの弁護してるとそのうち後悔するわよ。」
 と捨て台詞を残して、取り巻きの若い検事たちといっしょに法廷を出てゆく冴子とか・・・・

>さらに玉枝一家をけしかけて、彼女の最愛の夫で同じく弁護士をしていた敬一を惨殺する。

 1行でかたずけるにはあまりに惜しいエピソードですね。
 もっともこのお話は後で詳しく出てくるのかも知れませんが・・・・

 恭子は、自分の事件との関連で殺されたのではないか、という疑念を捨てきれず、結局自分が(間接的に)夫の死を招いたのではないか、と人知れず悩むとか・・・

>桐のプライドが著しく傷つけられた事実は厳然と残っている。
>いつか、必ずこの手で森川恭子を懲らしめてやる──決意は桐の胸の奥底に沈み、ふつふつと醸>成していったのである。

 このあたりの展開は実に自然ですね。
自然といえば、

> 「お久しぶりね。森川弁護士──」

 以下の2人の会話が実に見事ですね。

 ○蟻地獄・第三女子収容所

まだ裁判が行われているわけではないので、これは未刑囚の収容施設でしょうか?

>灰色のコンクリートでできた通路を、無惨なニップルバンドと前張りだけのほぼ丸裸にされ、腰紐に付けられた捕縄を引かれて連行されていく気鋭の弁護士、森川恭子。歩くたびにブリブリと蠢豊かな尻肉には焼印のような白い収容者番号が、彼女の人間性を侮蔑するように揺れている。

 素敵な描写です。

>「さあ着いたよ! 狭いながらも楽しい我が家、ここが便所コオロギの巣だっ」

>それは縦長な、三畳の房であった。
>銀色の鉄格子に区切られているだけで、中は丸見えである。冷たく光るリノリウムの床。机も座布団もなく、いちばん奥に西洋便器が、しきられもせずぽつんと置かれているだけだ。あれでは用を足すときにはその瞬間まで曝さなければならないだろう。とくに上のカメラからは、恥ずかしい排泄物までも……。

 ここに眼をつけられたのはさすが白川さま。掲示板での作者と挿絵画家の大変親密な会話を、いつも楽しく拝見しています。

>根拠のない規則の押圧が従順性を植え付ける早道だとする説があるが、これもそういうプロセスなのだろう。

 適切なコメント!

>つい数時間前まで弁護士として社会の最前線で活躍していた自分が、今は海猫の罠に陥れられ、俘虜になって丸裸に剥かれ、鉄格子の中に幽閉されているなど、到底、信じられない幻なのだ。しかし──太腿を動かすたびに知覚される前張りの違和感、汚辱感。そして視線を落とすたびに飛び込んでくる、滑稽なくらいの黒X印は、最上松が誇らしげに語っていたように、自分が収容者として、のっぴきならない立場にいる現実を口惜しくも思い知らされる。

お見事の一言につきます

○トロかされた肉饅頭の脳髄

 「母国語を忘れる」という設定の素晴らしさは皆様ご指摘のとおりです。

>「ああ、パブロフの犬なんて絶対、いや……」
>そう叫ぶと、ナンシーは精神の安定を失ったようにぼろぼろと涙を流し始めた。
>(ここが以前とまったく違う反応だな──)
>野辺地は思う。以前だったら決して泣き顔を曝す屈伏などはありえなかったのだ。・・・、野辺地の目の前で双乳を弄ばれ、生汗の掻いた貌を歪め泣いている金髪女には、惨めなヒステリーがあるだけで、凄絶な誇らしさは消えている。

 このあたりの心理的描写が大好きです。

以下の壮絶な責めの描写はお見事というほかありません。対象に溺れていない「乾いた」筆致で書かれているので一気に読めてしまいます。

>「なんだ、その物欲しそうな眼は。ケダモノのような瞳だぞ」と、揶揄しながら岩代は、張り型をゆっくりと円を描くように回していく。それを追うようにナンシーのブルーの瞳も一回転し、男たちの哄笑を誘った。その声にはっと我に返り、自分の浅ましいさに驚いて、泣きだしてしまう。とうとう自分は悪魔たちの狙い通りに改造されてしまったのか。洗脳されてしまったのか。事実を認めまいと、ナンシーは正気を奮い起こそうとして何度も何度もがぶりを振った。

 8分か9分まで仕上げておいて、最期は本人に現在の自分の惨めな状況を悟らせて、留めを刺す。というあたりがまさに責めの極意でしょうか?
 責めるだけではなく、引く呼吸も見事。

>急に番号でなく名前を呼ばれ、ナンシーはふと男の目を見詰めた。

>ぷっつんも間近とみた岩代の懐柔策だろう。たしかにナンシーは動揺しているようだった。瞳が落ちつきなくふらつき、唇が震えて、今すぐにでも従順の言葉が出てきそうだった。

>針の穴ほどの小さな女の隙をついて、巧みにそれを広げ、真の屈伏へ持っていく。岩代医療長の手際の良さに野辺地は感心しながら、ついに征服されたナンシー・マクガイアの姿を痛快に眺めた。

 手際のよいのはもちろん作者の腕。感心して征服されているのは「読者の心」でしょう。

○便所コオロギ・恭子のモグラ房生活

 弁護士不要のサインをさせるまでのプロセスが見事ですね。
 知り合いの弁護士ではなく、その病弱の夫人を引き合いに出すとは・・・・
 しかも、その夫人を救うためには自ら敵の陰湿な罠にはまらなければならないとは・・・


  山田花子  2002/03/23 (土) 01:49

 あいかわらずグイグイひっぱっていく筆力がお見事です。
森川恭子弁護士はもう陥落でしょうかね?ちょっと残念。
でも戒罰房ってこんなものではないかも知れませんね
それにしても縄がこのように使われるとは・・・・
 それにしても野辺地局長は内藤基子を愛しているのですね。
その愛が憎しみに変わるとき・・・どうなっちゃうんでしょうか?
 基子の夫である映画監督に「妻の命を助けたければ、基子主演の
俗悪なポルノ映画を撮れ」と脅したらどうなるかな・・などと勝手
な想像をしてしまいました。



  
山田花子 02/03/23(土) 08:31


「徹底坑戦」堪能いたしました。もう少し粘って欲しかったような気はしますが、これは第一段階に過ぎませんし、一時的なものかも知れません。「危険分子」は徹底的に教育して、二度と反抗的な態度がとれないところまで追い込まなければ・・・・期待しております。

>「森川恭子が反抗的態度を示している」
 そうこなくっちゃ。

>これまでのどこか探るような、鳥瞰気味の眼差しと違い、反抗的な、もう一歩も引かぬ決意をみなぎらせた炎を瞳に燃やしている。
>宣戦布告というわけね、森川恭子。いいだろう。受け立ってやるわ。お前のその鉄火、粉々に砕いてやる!)
醜悪な形相をますます険しくさせて、睨みつける最上松。

 この対照がいいですね、ある意味では責めの場面は責める側と受ける側の共同作業ですから、両者がやる気になってくれなくては・・

>いきり立つ松を、小馬鹿にでもするように屁理屈を言い・・・・・
>いよいよ収容者抑圧の本丸、戒罰房へ移送されると聞いて、恭子の表情がいっそうファイトに満ちたものになる。ここへ連れてこられてから何度も脅かしの種になっていた戒罰房とはいったいどんな所なのか。この眼でじっくりと見、この身体で臆せず体当たりしてみるつもりであった。

 責めをより欲しているのは実際には恭子の方かも知れません。このあたりの呼吸がいいですね。

>「なに見てるのよ。ここはあなたみたいな若造の来るところではないわ。早く出ていきなさいっ」
>庄司はそれを聞いて、愉快そうに笑いだした。
>「こいつはいいや。シゴキがいがあるってもんだ。なあ、本田さん──」

 恭子は自らの肉体で挑発するだけではなく、言葉でも結果的に「お願いだから、責めて」というメッセージを連発してしまいます。
  それに対し、本田の冷静さ・・・

>肉屋が仕込みの肉を吟味する時のような、専門家の視線

 いいですね。この表現。女衒が、新入り女郎を眺める時もこんなでしょうか?生身の人間なのに「モノ」として眺められるのはどんな気持ちでしょう・・。

>「よしっ、そんなに胡坐の方がいいんだったら──」

 そうか・・・最初に「股座も正座のうち」と言わせたのはこういう計算もあったのですね

 脚を胡坐に組まされ、脚首に縄を巻かれて、きつく縛られた。そして頚には飼い犬のような首輪をはめられ、そこに脚首を束ねた縄尻を括りつけられただけでも十分屈辱的なのに、このまま引き回されるとは・・・・
 
>恭子は歯軋りしながら、通路を二人の男たちに引きずられていく。その姿はまるで戦争に破れ、戦利品として囚われていく古代の女戦士のそれに似ていた。

>動かせる脚の指と、手の指をしきりに蠢かすのが、妙にエロチックである。

 このあたりの視線がさすがですね。

>「戒罰房内では生まれたままの姿で自分を見詰め直す決まりになっている」

 なるほどね・・・。

>全容を現した彼女の陰部をしげしげと覗き込む本田と庄司。
>「未亡人によくある性器だな」
>と、本田は熟練した精肉職人のような口調で解説した。
>「亭主に練られ衝き立てられて、・・・・」

 このあたりの情け容赦もない描写は出羽健さまならでは、です。ぞくぞくしますね。

 鼻責めはあまり趣味ではないのですが、もっとも無防備なところを責めるのはプライドを崩壊させるには最適でしょう。

>この女の鼻に、どこぞの土人がつけているような鼻輪をブラ下げたら、きっと似合うだろうな)
>惨めな恭子の貌を見ながら、本田はそんな妄念にかられ、本気で上司に進言してみようかと考えた。

 ぜひお願いしたいものです。一発で許可されると思いますよ・・・・
 このあたりのトイレとその描写が今回の白眉でしょうか?

>一般の房では一応、便器があったから、隠すことも不可能ではなかったがあれではすべてを曝さなければならない。

 ちょっと豪華すぎると思っていました。

>「フフ、ここでは排泄の後の紙というのが支給されない」
 たぶん国家財政逼迫のため、といえば国民の同意が得られると思います。

>見ろ、何人もの収容者が擦り付けた汚れが重なって、テカっているだろ。栄養分が多いと見えてカビが生えてやがる」

 ここまで節約してもらえるなんて感激ですね。

>どこかのジャングルの未開社会ならいざ知らず、ここは文明国、日本なのだ。あんなものを収容者に強制するなど言語道断である。

 この選民意識は許せません。地球は一つ。無駄なトイレットペーパーをださないことも「地球にやさしい」方法だと思います。

尻脂の描写が凄いですね。
これだけでも十分なのですが、眼の前で最期の成分を入れるところを森川恭子に見せ付ける、というのも一興かと思いました。
「赤イモリを丸ごとすり潰して乾かした粉だぜ。土人の女が泣いて喜ぶ催淫剤だ。美人弁護士に敬意を表してサービスするぜ」

怯えた表情を見せても
>「変態に謝罪する言葉なんか、用意してないわ!」
といってしまい、サディストたちの心に火をつけてしまうあたりが森川恭子の技でしょうか?

>周囲の膚よりもメラニンの薄ら濃いそこに、恥辱に竦み上がっている肛門が潜んでいる。蟻の谷渡りに続いて成熟した陰部がヌッと垂れている。

 さりげないのですが、鋭い描写ですね。

>「どこが痒いんだぁ、便所コオロギ?」
>「……」
>本田の言葉にくなくなと頚を振って答えようとしない。それは彼らの術中に巻き込まれる展開なのだ。

 この後の展開はお見事としかいいようがありません。
 臀部を冷たい床に接触して愉悦を感じさせて自己崩壊を迫るそのやりくち・・・・

>(……今回だけ……今回だけ、奴らの言うとおりになっても……)
>亡き夫の顔が眼に浮かび、その夫は恭子の一時的降伏を赦してくれるように笑いかけてくる。
>「か、堪忍してっ……もう、たまらないわ……」

 心理描写がいいですね。
 何度も何度も屈辱的な台詞を言わされる・・「聞こえない」とか「間違えた」とか些細なことで。
 最高です。

 せっかく縄の使用を許されても、自力では立ち上がらず、男監の術中にハマってしまう恭子・・・・
 
>低劣なコントを見ているような・・・・
>けば立っているそれは、臀球の谷間にびっちりと埋まり、激しい摩擦を繰り返している。、
>糞拭き縄に縦一文字に蹂躙された陰毛は総毛立って縄のケバ目に絡みついていた。

 このあたりの情け容赦もない表現が物凄いですね。

>右の臀丘に書き殴られた179の収容者番号が汗と縄の擦りで消えかかっていた。

 消えないように直接プリントするしかないでしょうか?


  
吉永永吉 2002/03/23 (土) 08:38

森川先生は、もう、あんな目に遭っちゃってるのですね。これは最後の方なのかな、と思ったので、まだまだひどい目が続くと言うことで、期待します。森川先生がお風邪など召しませぬよう十分に身体を「暖めて」あげてください。
野辺地氏はいいですね。海猫は職員募集してないんですかね?私は野辺地氏の後任になれたら、某女子アナと某巨乳アイドルと……などなど。楽しく妄想できます。では。


  サイケおやじ  2002/03/23 (土) 17:53

「海猫」ではニップルバンド剥がし、鼻毛抜き、痒みクリームに乳首責めと、まぁよくもこれだけ濃密なアイディアが連発出来るものだと感服しております。物語の土台の部分もいかようにも発展できそうな筆の運びで、個人的に今一番楽しみな物語です。
それにしても出羽健様の作品はこちらも体調を整え、精神を集中して読まなければならないと気づき、これは私も歳かなぁ、と思ったら、巷には現在、これだけ重量級のSM作品が無い事に気づかされ、ホッとするやら嬉しいやら……。


  山田花子  2002/04/13 (土) 12:08

○海猫
 女性をあますことなくリアルに描く作者の透徹した眼と筆力にはいつもながら感心します。小道具の描写も冴えていますが、私は特に履物に感心しました。水着姿は白川さまの筆に期待?
>私はあなたを暴力的に姦そうとはしない。すべてはあなたのアプローチから始まるのです。これはあなたが自分から自らを提供してはじめて成り立つ取引なのです。
 一番気に入ったのはほとんど優雅といってもいい冷酷さをたたえたこの台詞。
 拘置所には慰問&娯楽はないのでしょうか?
@(肉体的に全盛期の)基子の映画を選んで本人に鑑賞させて日記に感想を書かせる
A かつてのライバル、あるいは目をかけてやったのに今は体制側におもねる女優が慰問に来る、なんていうのはどうでしょうか?


  サイケおやじ  2002/04/20 (土) 18:44

「海猫」今回も強烈な展開で心地よい疲労感があります。特に蛇口から化学組成した唾液が出てくるところは物凄いものがあると感じました。これはどんなホラー物でも敵わない、恐怖と嫌悪のギリギリの責め!
これに限らず出羽健様の恐ろしいまでの想像力と執拗な筆の運びに心底感銘を受けました。
「字面を追うと笑ってしまう……」というのは空想力・想像力が強烈なものにおいて避けられないことなのでしょうが、一種の踏絵というか、愛好者にはそういう思いきった極みの場面が堪らなく、また次回への待ちどおしい気持ちが麻薬的快楽になっていくのだと思います。本当に楽しみです。


  山田花子 2002/05/11 5:08

@「海猫01」早めの更新に少し驚き、少し嬉しく、拝見しました。ジャクリーン弁護士への執拗な訊問シーンと比べると、行為の物凄さはともかく、比較的淡彩に書かれていたのが印象的でしたが、これを『ブロンド』並に詳細に書いたら、大変なことになってしまいますので、そのあたりの「中庸感覚」はさすがだと思いました。最も印象的なのは、残虐な訊問行為を行おうとする人々が、極めて日常的な会話を行うそのギャップの大きさです。ただ、訊問行為のみをくどく赤裸々に描くよりもずっと異常性が感じられてさすがだ、と思いました。

Aあえて電極を乳首につけたのは、もちろん性的な意味もあるのでしょうが、頭部では髪がこげてしまうし、腕や脚など、通常の露出部位ではすぐわかってしまうからでしょうか?もし「こんなに酷くやられたのだ」と主張するためには、胸を露出しなければなりませんものね。あまり明確には書いてありませんが、もともと「黒ずんでいた」乳首が、強烈な電流を浴びてどのようになったかは想像するに余りあります。もしそのような姿を人前に露出しなければ、何をされたか訴えられないとしたら多くの人は諦めてしまうでしょうし、敢えてそれを敢行しようとする女性だって、「露出狂だ」とかたずずけられてしまう可能性が高いでしょうし・・・さすが「海猫だ」と感じ入った次第です。

B> 一瞬、彼女は今までのすべて──ここに連れてこられ人間以下の扱いをされ言語を絶する拷問を受けたこと──がみんな夢の出来事ではなかったか、という錯覚に陥った。ひょっとしたらここはまだ都内の自分のマンションのバスルームの中なのではあるまいか、仕事に疲れて風呂に入っているうちについウトウトと眠ってしまっただけではないのか……。

 こういう鋭い描写が読めるところが、この作品の何より楽しいところ・・・こう思いたいのは人情ですし、「恨み」や「復讐心」を抱くよりも、何もなかったのだ、という安らぎ、忘却を求めるようになったこと・・・それが洗脳かもしれませんが・・・がよく出ています。もはや闘争心を燃え立たせ、正義感を剥き出しに立ち上がった少壮弁護士の姿はありません

Cおそらく、「夫の敵」と枕をかわす場面で、出羽さまが描きたかったのは、森川弁護士の精神がどんなに荒廃したか、ということだと思うのですが・・・それは敵である辰巳が
(従順な森川恭子など、クリープを入れないコーヒーのようなもんやないけ)

 と心配して、繰り返し自分は夫の敵だと強調して、ようやく弱弱しい反発がある・・・・・
 読者としてはちょっと残念ですが、あれだけのことをされればしかたがないし、その一方で肉欲はむしろ昂進している・・女というのは結局こうしたものだ、とむしろ寂寥感、空虚感を感じる描写です。

 あまりよろしくない趣味からいえば、恭子のマンションから押収した夫の位牌や写真を持ち込んだ辰巳が、それを飾って、恭子に挨拶や焼香を強制をしてから自分と枕をかわすことを強制するとか、いうのも考えたのですが・・・・もちろん、故人に敬意を表してなどという心境とはほど遠く、恭子にかすかに残っている反発心を掻き立てさせて、より下劣な快感にふけるために・・そしてその
 結果、いよいよ恭子の敗北感を決定的にするために・・・・

Dもし森川恭子が「復活」」するとすれが、それは法廷において、だと思います。自白は自白、それを法廷で覆す被告も決して少なくないのですから。『ブロンド』で、「あとは裁判で闘えばいいじゃないか。な? 調書を認めろよ」と書いてあったのも思い出しますし・・・
 いくらなんでも法廷に出れば、森川恭子も「血が騒ぐ」のでは・・

  サイケおやじ  2002/05/26 (日) 05:01

「海猫」はいつもながら凄いです。責めや官能描写の重厚さ、粘っこさはもちろんのこと、盛り上がってきたところで田村弓彦の場面をさりげなく挿入するあたりは本当にニクイです。そしてその次からまたしても強烈な展開になるのですから! 私の好きな女相撲が出てきたのも感激で、運動会本番にはもちろん前貼りやニップレス無しで直接極小褌を着用させるのでしょうか? すると剃毛も……? という具合に妄想がとまりません。それと唾液の感覚責めというか、ある意味で嫌な男とのSEXそのものよりもKISSの方が辛いという部分が本音感覚で素晴らしいと思います。(プロの女性もそのあたりに拘りますから……。)
あと、基子の身体の描写で巨乳に陥没系の乳首という部分が気に入りました。普通熟女の場合、当たり前のように大きめの乳首と描写されますから……。

  田花子  2002/06/22 (土) 07:15

海猫
 最終回にふさわしい力作でした。
>醜怪な老彫り師の刀で墨を入れられ、ハンカチを咥えて苦痛の声を必死に押さえている基子の姿
 サラッと語られるエピソードの凄さ!出羽様の筆の冴えを味わいたい気もしますが、これだけの題材を、妄想の一部として扱うなんてなんと贅沢なことでしょう。
>天気も申し分ないからね・・・・・・
 女看さまの酷い仕打ちに莞爾と従う女囚・・・どしゃぶりの雨の中・・・・・井戸の底・・・・・・・完成度が高いですね。


  SEIYAN  2002/6/22(土)09:58

 secret police 海猫01 under arrest an actressも、魅力的な登場人物を何人も配置し、読み応えのある作品でした。ただ、もう少し、中心人物を焦点化して、徹底的に尋問を詳細化して書き込んでいただければ、なお一層、作品に厚みが増したように思えました。

  サイケおやじ  2002/06/23 (日) 12:32

「海猫01」最終回、読むほどにしみじみとしてまいりました。
エロ小説でこういう気分になったのは久しぶりです。野辺地の独白も心に染み入りましたし、基子、ミカ、恭子それぞれに新しい出発というあたりが素晴らしいと感じます。つまり、人生訓としてよく言われる「失うものがあると得るものもある」という具体的な例として、この作品をぜひ読んでいただきたいと、生意気にも感じております。
「海猫」シリーズ、次回作にもおおいに期待致します。


  
ヨウイチ   02/07/10 (水)23:46

海猫01は傑作ですね
森川恭子弁護士の初登場が雨の日で、そして、最後もやはり雨の中で終わるという、感慨深いものがありますね。姿、容貌、性格は一変しておりますが、森川恭子の新しい人生に雨はつきものなんでしょう、ゾクゾクしますね
一見、浅黒い肌も、170センチの肢体も、にきびも欠点のようにもとれますが、森川恭子にもっともふさわしい外見であるという気がします ただ、最初が最上桐との対決でしたので、最後も、最上桐に登場してほしい気はしますね


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