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  洗われた魚たちへのレビュー


洗われた魚たちの投票理由

・西口則子を逝き殺しにする場面が好きです。 (2016/12/27(火) 18:53/おけいなも)

西口則子の投票理由

・犬に犯される場面が印象的でした。 (2016/12/27(火) 19:13/おけいなも)

橋本瑞枝の投票理由

・もう一歩からの失態、そして真っ先に陥落の落差が良い (2017/01/10(火) 13:40/al)

野村妙子の投票理由

・なかなか、知的で戦略的な女性でしね。脳内に精液を放出するぐらいの責めが必要かとおもいました。 (2016/12/29(木) 07:15/のりた)

林麻子の投票理由

・もっと出番が欲しかった。 (2015/09/06(日) 20:49)


  you  2014/01/10


洗脳描写が好み。教団のコレクション、もっと見たいなあ

  
  toshi  2014/01/07

野村妙子にほれてしまいました。


  Ogata   2012/01/09

出羽健大先生主演のラブロマンス。頑張れ出羽大先生!!
  

  モノスタトス  2011/01/14

新作の第二章まで拝見しました。冒頭の謎も気になりましたが、なによりも語り手となるであろう登場人物が・・・。脇役の名前も微笑を誘います。どこまでが本当なのか、そんな無粋な想像をも掻き立てられてしまいます。しかし、このフェミニストの連中も現代にはちょっと見られないような好戦的な人々ですから、相手にとって不足はないですね。

今回の作品では、これまでの作品以上に社会性が強まっていますし、変態性欲の心理を皮肉をまじえた筆致で描かれているのも興味ぶかく、思想部シリーズの異常な状況下での独白とはまた違ったリアリティがあると思います。山本教授は少々、トウがたっておりますけれど・・・「隣人父子」あたりから出羽様の作品は、より一層、舞台がリアリティをもつようになり、しかも内省的な傾向を帯びるようになったと感じました。

現実でのフェミニズムはいま、どうなっているのでしょうか・・・そんなことも気になってしまいました。


  つねお  2011/01/17

新作拝見しています。スゴイ作品です。

実に見事な幕開けだと思います。今回も長編になるということですが、最初の数章を読んだところで 、読者の心は鷲掴みにされ、絶対に最終章まで読まざるをえない気持ちになります。

官能小説というと、一般的には物語としてあまりにも御粗末なものになりがちなのですが、この作品 は何よりも物語として面白いです。個人的には、物語としてこれほどまでに充実していると、「官能 小説」という類型は適用しないのではないかと思うことさえあります(これは良い意味においてです )。

この作品を拝見して、出羽健作品の風格が物語としての強固な基盤にあることをあらためて確信しま した。

ある意味では、これは作者を主人公にした探検小説といえるのかもしれません。もしかしたら、同様 の作品というのは、これまでにも官能小説のジャンルに存在したのかもしれませんが、この作品が非 常にユニークであるのは、物語の主人公である架空の「出羽健」さんが、外部の世界の事件を描写し ながら、それと同時並行して、そうした描写をしている自身の感性や思考そのものを観察したり、嘲 笑したりしているということです。

文学批評というものについて詳しいことはあまり知らないのですが、こうしたアプローチというのは 、これまでの純粋な観察者を語り手にした一人称的な作品とは質的に非常に異なるものであると思い ます。それゆえに、作品の中には、作者の外部世界と内部世界という二つの世界が並行して登場する ことになり、物語に重層性をもたらしているのです。また、そこには、常に自己を対象化して、その 悲哀を自嘲する主人公の醒めたまなざしが息づいており、それが作品に諧謔と人情をあたえているよ うに思います。

出羽さんが書蔵庫を開設された頃、「これだけの作品であれば、書籍化させてくれと出版社が版権の 争奪戦を展開してもいいのではないだろうか?」と思ったものですが、こうした作品を読んでいると 、それが難しいことを痛感します(個人的には、そのことが非常に残念でならないのですが……)。

出羽さんの作品というのは、いわゆる「官能小説」の読者が期待する類型的な作品と異質なもので、 完全に新境地をきりひらいているものです。「圧倒的」といってもいいのではないでしょうか。

これからも作品中の教祖に負けないように、応援いたしますので、頑張ってください!!


  モノスタトス  2012/09/04

大長編「洗われた魚たち」も、いよいよ佳境ですね。ウーム・オーブ、乳牛化計画、ムクの行、美少年との怒涛の質疑応答、といった前衛的な責め苦に喘ぐフェミニスト軍団。作者本人まで登場し、虚像と実像とが入り混じって展開される物語はなんとも異様な雰囲気を醸し出しています。 この作品は、官能小説の「心身ともに美しい知性的な女性が、激しい責め苦の末に屈服する」というお決まりのパターンを作者が徹底して破壊していくことによって、読者を震え上がらせます。20年後の「花果てる果ての花」は、旧来の官能小説の殻を破った新感覚のエロスを盛り込んだ意欲作ですね。


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