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乗っ取られ女学院へのレビュー

好本早苗の投票理由

・熟女落ちがたまりません (2016/12/26(月) 17:46/maeda)

中村久美子の投票理由

・いい感じ (2016/12/26(月) 07:23/竹)

好本ゆみの投票理由

・母娘陵辱物の名ヒロイン。綺羅光『陵辱女子学園』不屈の藤平智実に比し、一夜で屈服した好本ゆみが切ない! (2017/01/04(水) 16:28/秋田健)

・つぼです (2016/12/24(土) 01:01/maeda)

・面白かった (2016/12/26(月) 07:14/竹)

・母娘陵辱モノの白眉。綺羅光『陵辱女子学園』(1987年)の陵辱・調教に対し、陵辱・寸止めが切なくエグい! (2017/01/04(水) 16:13/秋田健)

・魅力的な登場人物 (2017/01/10(火) 13:29/al)

乗っ取られ女学院 の投票理由

・最高のじゃじゃ馬ならし (2015/07/17(金) 23:01)

・初めて読んだ作品です。追い込まれ屈伏していくヒロインたちにめまいがするほど興奮しました (2015/07/19(日) 23:41)

・やっぱり一番のお気に入りはこれ。全てがいい (2015/07/31(金) 16:00/you)

・初期の荒削りの風味がいいです。 (2015/08/02(日) 15:38/つねお)

・個人的にはベストオブ出羽小説 (2015/08/14(金) 09:32/Az9)

・ヒロインが熟女からティーンまで幅広いのが良い (2015/08/14(金) 09:34/Az9)

・はじめて読んだ出羽作品がこの小説でした。 (2015/08/16(日) 00:29/新タロー)

・私の中では今だに出羽作品の最高峰です。 (2015/08/16(日) 00:30/新タロー)

・作品としては直球ド真ん中なポルノ小説ですが、それが良い。 (2015/08/16(日) 00:32/新タロー)

・出来れば続編を書いてほしいです。 (2015/08/16(日) 00:34/新タロー)

・綺羅光作品の「凌辱女子学園」を超える、海洋島のスケールの大きな実写版、母娘の調教の続編を待望。 (2015/12/28(月) 14:12/秋田健)


好本早苗:乗っ取られ女学院 の投票理由

・一番のお気に入りのヒロイン、最高 (2015/07/31(金) 16:10/you)

・寄って集ってのヤラれっぷりがツボです。【乗っ取られ】〜【女探偵】までの間も気になります (2015/08/02(日) 09:55/サナトリウム)

・料亭の襲撃場面は作品中最高の場面だと思います。 (2015/08/02(日) 20:12/つねお)

・love sanae (2016/07/24(日) 13:30/vote)


好本ゆみ:乗っ取られ女学院 の投票理由

・完全に屈服したラストが印象的だった (2015/08/14(金) 09:52/Az9)

・好きなヒロインなので、母親には負けてほしくない (2015/08/14(金) 09:53/Az9)

・鉄火のゆみは屈服しても、未だに堕ちない15歳の「凌辱女子学園」の藤平智実よりもリアル (2015/12/28(月) 14:19/秋田健)


中村久美子:乗っ取られ女学院 の投票理由

・メイン・ヒロインと思いきや、意外と早く陥落してしまいました。『女探偵』にも再登場してくれました。 (2015/08/02(日) 19:55/つねお)


鈴木みどり:乗っ取られ女学院 の投票理由

・出羽氏の作品では比較的珍しい女傑ではない普通の女性。そういったタイプの女性のその後も気になる (2015/07/31(金) 16:04/you)


ゆみが搦めとられていく様がたまらない (2014/08/30(土) 13:12/ao)

女という性のミジメさがよく表現されている (2014/08/12(火) 23:29/たつや)

一番のお気に入り。その後の女たちの生活も気になる。外伝希望 (2014/01/10(金) 15:39/you)

初めて読んだ先生の作品。飲み込まれて一気に読んだ、衝撃的な作品 (2014/01/06(月) 01:06/pass)

エピローグがよい。完全制圧した余韻が楽しめる (2014/01/04(土) 12:22)

学園舞台の前編が特に良かった (2013/12/27(金) 18:20/おなりびと)

この作品が一番ストーリーがしっかりしています。私は某私立高校で教鞭(現代国語)を取っている者です。 (2013/12/24(火) 21:22/理恵子)

好本早苗 > やっぱりこの女が一番のお気に入り。温泉での暮らしを見たい (2014/01/10(金) 15:27/you)

中村久美子 > 罠に嵌められてから陥落するところまでが最高 (2014/01/06(月) 01:09)

好本ゆみ > 調教後の従順な様が、ギャップがあってよい (2014/01/04(土) 12:26)

好本早苗 > カウパー氏同様、スピンオフ希望。安藤真知と共に堕ちる廃人道の道のり……。 (2013/12/30(月) 21:32/ラル)

好本早苗 > 麗しき美魔女市議のスーツの下で豊満無双の熟れた肢体が卑猥に歪む…スピンオフ希望 (2013/12/28(土) 13:09/カウパー氏)

中村久美子 > 同じ女教師としてそそられるものがあります。校舎内でのセックスは私の憧れでもあります・・。 (2013/12/24(火) 21:30/理恵子)


  白川京二  2002/07/23 (火) 22:47


「乗っ取られ女学院」は初期作品だけあってとても濃い感じの作品で、どれだけの妄想が練り込まれていることかと思うと、これから読み進むのが空恐ろしくなります。


  山田花子  2002/08/17 (土) 18:41

○美人記者失踪

>「地獄への片道切符さ」青年の態度が豹変した。

 忘れられない台詞です・・・

>奈落の底に墜落するようにエレベーターは音もなく降下していった。

 ヒロインの運命を暗示するような素敵な表現・・・

>素足が玉砂利を踏んだ。太腿に小枝が当ってポキポキと折れた。
>・・・が常緑の葉になぞられてチリ立った。・・・
 このあたりのスピード感とリアルな表現はお見事です。
今後にますます期待いたします・・・


  つねお  2002/08/19 (月) 21:41

最新更新分を堪能させていただきました。
全編にわたり、健さんの筆が冴えわたっていることは、もはや、いわずもがなですが、なかでも、次のような文章には、ほんとうに陶然とさせられてしまいます。

偶然の悪戯か、まったく意外なところに糸が繋がっているものだ。その糸が雁金誠一という大蜘蛛が吐いたものだけに不気味である。皆が皆、いつのまにか雁字搦めにされて体液を吸い尽くされる不吉な結末が、一瞬ユキの心をよぎった。(「乗っ取られ女学院」)

どの作品にもいえることですが、このように挿入されるメタファーがなんと効いていることでしょう。どうにも抗いようのない大きな力によりからめとられたヒロインたちが、これからたどることになるであろう凄惨な運命を、こうしたメタファーは、まさに絶妙に暗示させ、物語のこれからを一瞬のうちに開示します。読者として、もはや、これより望むことなどありません。
ああ、はやく続きが読みたい。


  つねお  2002/09/01 (日) 05:54

「乗っ取られ女学院」は、これまでに掲載されたものを読んだだけでも、すでに、この作品がこれまでのありとらゆる学園小説を凌駕する作品となるであろうことを期待させるほどの魅力をそなえています。ひとあしさきに発表された「鉄拳の栄え」が、ひとりのヒロインを力技でねじふせていく、いわば凝集した魅力を誇るものであるとすれば、この作品は、ヒロインたちをからめとるべく投げだされた雁金 誠一のたくらみのように、ひろがりのある筆致のなかにその魅力があるように感じられます。また、「鉄拳の栄え」のすばらしさが、ヒロインだけでなく、宮城 寛治というキャラクターの魅力からたちあがるものであることを思うと、雁金 誠一が、これからどんな魅力を発揮してくれるのか、ということもたのしみのひとつです。


  肥満以上  2002/09/12 (木) 21:10

初めて訪れた時に、すでに多数の作品があると、なにから感想を述べていいやら。といいつつ、一つ一つの作品というよりも、全体的に、僕が好きなのは、なんといっても、女性の肉体の描写ですね。上手というのはもちろん、こういうのって好みがありますからね。その点、モニカ、ジャクリーン、豚饅頭(名前忘れちゃった)、あたりのそれはもろに僕好みでたまりません。
今後特に楽しみなのは「乗っとられ女学院」とアマゾンの秘境みたいなやつです。名前性格に憶えてなくてすみません。「女学院」のほうは、「豚汁なみ」の女の人が大好きです。もう出てこないなんてことは・・・どうなんでしょう?


  肥満以上  2002/09/14 (土) 20:14

「豚汁並みの高カロリー」の女の人は安藤真知理事長でした。でも好本早苗もいいですね。ともに四十を過ぎた大年増、この「大年増」なんて言葉もたまりませんね。ただし、「無駄な肉もなく、20代に見える」なんてのだったら全然ダメですね。(あくまでも僕の場合)
この二人、ほぼ同じようなキャラですが、日常の様子があってそこから徐々に・・・といった書かれかたをしてもらっている早苗と違って、登場した時点ですでに相当いっちゃっている真知はいかにも脇役って感じでそこがまたいいですね。以前の人気投票のときに、主役よりも脇役のほうが人気が高いという現象がSM物ではよくある、といったかんじのことをおっしゃってましたが、これってたぶん、サディストよりも、マゾヒストのほうが読者に多いからじゃないでしょうか?マゾヒストからすれば、より惨めさ、屈辱を味わえるほうがいいわけですから。脇役ってだけでくるものがあるのでは?
それと、真知に妹はいないのでしょうか?長女、って書かれていたのですけど、「兄弟」はいないとのこと。いたらいいな、と切に願います。


  白川京二  2002/09/14 (土) 23:43

「乗っ取られ女学院」もエネルギーたっぷりで魅力的です。現在連載されている中では初期の作品のせいか、鬼六さん的な正統SMの色が濃いようにも思えます。


  SEIYAN  02/09/25 (水)15:57

 さて、今の私のお気に入りの作品は、乗っ取られ女学院です。
 綺羅光氏の凌辱女子学園の潤子を彷彿させる早苗、そして、智実を連想させるゆみ、さらには、脇役として、中村久美子や安藤真知を配した構成は、次への泥沼への負の連鎖を想像させて、ドギトキものだと感じます。
 創作データによるとこの作品の初稿は10年前になるようですが、それを知り、ますますすごいと感激してしまいました。前編だけでもこんなに待ち遠しいのに、後編のアップをじらされたりすると体に悪いです!!! (取り越し苦労かも・・・?)

 では、乗っ取られ女学院の頻繁な更新を願って、失礼します。

 またまた勝手な感想を述べておりますが、ご容赦ください。


  肥満以上  2003/03/05 (水) 19:32

「乗っ取られ女学院」いいですね。「再会」は早苗親子とばかり思い込んでましたが、その期待が裏切られてもなお素晴らしいですね。女記者さんには名前も憶えてない程度の思い入れしかありませんでしたけど、(基本的に豊満すぎる人が好きなもので)今回の惨めっぷりはかなり来てますね。他人が見れば滑稽としか映らない惨めさ。それを知人の目の前で。惨めさを筆舌に尽くしてますね。僕は惨めさをどれだけ表現できているかをSM小説に求めていますので。その点においては、もし出羽さんが「団鬼六」さんや「千草忠夫」さんや「杉村春也」さんを影響を受けた人、好きな作家さんとして挙げたとしても、既に彼らを越えていると思いますね。(と言っても団さんの作品はほとんど読んでないんですが)


  通りすがりのROM  2003/03/30 (日) 19:47

女学院に関してはキャシーの退場は残念です。
好本ゆみとのコンビは結構好きで二人して共にもっと堕ちて行くかなと期待していたので。堕ちきったキャシーの再登場とそれと再会するゆみが見てみたいですが無理っぽいです。後は素直に孤軍奮闘状態のゆみを楽しむ事にします。


  山田花子 03/03/31 (月)01:26

今まで少し食わず嫌いだったのですが、終末に「乗っ取られ女学院」にすっかり嵌ってしまいました。いつもの勝手な感想をメールさせてください。

熱獄島

矯正士長の曳地千江子・・・魅力的なキャラクターですね。

>ずんぐりとした肥満体で、目も鼻も顔の肉に埋まっている。髪をひっつめにしているので、余計、丸顔が目立つ。

 できれば毒々しいルージュをつけてくれると最高です。

>「好本ゆみ、過激な思想に染まり、善良な生徒をたぶらかして集団的破壊活動を扇動し、学校の秩序を混乱に陥れたということね。それで学校も親も手に余ってうちに回されてきた……」
>権藤が書いたのであろう報告書を女は楽しそうに読み上げている。

読んでみたい!!

>泥をぬったりとまみれさせた二本の腕に続き、貌が現れる。結んでいた髪がほどけ、頬に胸もとにこびりついている。つぐんでいた唇を開けて、泥をペッペッと吐き出し、ズルズルと引かれていく。シャツもまくれあがり、アンダーバストまで覗けていた。もちろんその部分も泥がまぶされている。
>雪白の女体にチョコレート色の泥──未消化の嘔吐物のような半固体状のそれがベトベトにまとわりつき、えもいえぬ被虐美を醸し出している。うっすらと毛が生えている腋窩や胸の谷間が茶褐色化しているのを見ると、ゆみが美少女である分、ゾクゾクする冒涜感を味わえるのだ。

 ぐっときますね。いつかドロレスリングのシーンも読みたいな・・・

>千江子は残忍な表情になって、水の狙いを股間に集中する。
>「いや」
>急所に攻撃を受けて、初めて悲鳴を上げたゆみは二つ折りになるようにその場に屈みこむ。それでも容赦しない千江子は蛇口を一杯に開けて水圧を最高にする。
>「どう、ぐうの音も出ないでしょう。ここでは生意気は通用しないんだ。よく覚えておくのね」

 泥責めのあと水責め・・・にっかつロマンポルノの「箱の中の女」の一シーンを彷彿とします。
 このあと、軽く注射責めを経て、今度は一転して灼熱地獄へ・・・うーん、素晴らしい責め!
 しかもそれを、精神的な責めとからませ、あわや、というところで熱帯特有のスコールを中断させるとは・・・

>こちらを見る目つきは人間を見ているようなそれではない。肉職人が調理の前の肉塊に対しているようだ。彼と四郎とでは、そう、プロとアマほどの相違があるといってもいい。
>熱帯の日差しは確実にゆみの体内から水分を奪っていく。カラカラの喉は渇きに対する餓えを否がおうにもゆみに自覚させた。加えて、マサやんの母への侮辱がゆみのアドレナリンを分泌させ、発汗作用を促している。

 肉体への責めと、精神的な責めが一体となっているところが見事!!
 
便所虫の生活

>「穴を掘ってそこに排泄物を捨てるだけ。その作業が便所虫の、すなわち等級を剥脱された私たちの仕事というわけ。一日中、くる日もくる日も穴を掘り、排泄物の処理をやらされる。肥え桶担ぎね」
 
 熱帯の島では排泄物に蝿がたかるでしょうし、すさまじい臭気がただようでしょう。その臭いの微粒子は美女の髪にへばりつくにちがいありません。

>「便所小屋では衣服の着用は赦されない。小さなハンカチが一枚、支給されるだけ」
 
お定まりとはいえ、理想的な設定ですね。
 
>身につけているものは赤褌一つである。蝨がたかっているようなフケまみれの小汚い長髪が肩まで届いている。不潔なのは頭髪ばかりではなく、肌も垢でふやけているのだ。
肌色というより赤銅色。もちろん日焼けの肌のような健康さは微塵も感じられない。とくに尻梁は汗疹だらけでブツブツと不潔きわまりない。見ているだけで痒くなってきそうである。そして何しろ毛深い。太腿から脛へかけて剛毛がゴワゴワと密生している。

 ある意味では、捨太郎ー静子夫人以上の理想的なカップルですね。
 きつい訛りも最高!!!

>「あなたとキャシーさんが、夫婦……」

 実質的な夫婦ということなのか、正式な夫婦ということなのか、謎はいずれ解き明かされるでしょうが水虫の足指+インキン寸前の局所の執拗な描写は、好みが分かれるところでしょうが、個人的には大変気に入りました。
 
>実はこれ、治療薬どころかキャシーの不安どおりかえって白癬菌に栄養分をやるような代物なのだ。培養するための成分が入っている。

 このフレーズには参りました。恐らく痒みを留めるどころか、かえって疼かせるサポニン成分も入っているのでしょう。
 長次とキャシーの壮絶なセックスシーンも素晴らしいのですが、。

>ヒヒヒ──笑いとともに揺らしてみせる長次の男根に吸い寄せられるキャシーの瞳には星が散らばっている。目元が淫靡に色づき、思わず赤い舌が唇を舐め回した。
>あまりの期待にキャシーは眩暈に似た先走りの軽いアクメにうつつを抜かしているようだ。

 嵐を予感させるこういうフレーズも好き!!
 
できれば、フェラチオシーンや、汚い褌を口に突っ込まれるシーンも読みたかったのですが、それはいずれまたの期待です。 
 
>『女とはもろいもの。洗脳するなんてたやすいものよ──』
>自らの言葉を自らの身体で証明するように自意識の消えた肉塊が暴走していく。その顛末を見極めないうちに好本ゆみは檻の中で失神していたのだった。

 まるで自分が犯されたような気分だったでしょうね。これで思わず股間を濡らすには、まださすがに好本ゆみは初心過ぎるたのでしょう。

屈辱の再会

>渥美脳神経科病院。

 通常なら精神科でしょうが、いずれ「手術」もあるという予告でしょうか?

>ベッドが一つきり置かれているだけのあまりにシンプルな部屋。

 あの〜トイレのことが少し気になるのですが・・・

>職業的なノイローゼが誘発した多淫症、などとでっちあげられ、措置入院・・・

 お定まりながら説得力があります。

>パジャマの上着の前が肌け、ズボンのゴムの位置が尻たぶまで下がっていたりする。
>乳頭が充血し、硬くシコり、女陰の肉が熱く火照って陰毛がケバ立っているところ
をみると、我を忘れてマスターベーションに耽っていた可能性が強いのではないか。

 すべてがビデオに記録されているのを彼女は知らない・・・とか。

>「ふふ、どうだ、中村。奴隷修業の真の目的は世間の価値観や通念に引きずられず、どれだけ特異な基準を受け入れられるかという精神修養にあるのだ。・・・」

 同感!!
 
>──女の又に力と書いて、努力と読むのでございます。優良婦女子となるために、粉になるまで頑張ります。砂になるまで尽くします。勇猛果敢な殿方の、三歩うしろで影踏まず、つき従って歩みます。子産み子育て婦女子の仕事。どんな不満がありましょ
う。勇猛果敢な殿方の、家を守って帰りを待つ。これに勝る歓びが、婦女子にあろうはずがございません。・・・
 

耳について離れません。特に繰り返しが素晴らしい!!

>「お、お慈悲を!」
>支えを失った竹刀だが、肉のペン立てに深くハマって、傾がりながらも地面につきはしない。
 
>ユキにとってこれほど屈辱的な扱いがあろうか。淫技を駆使して男を昂奮させるのは淫売の仕事だが、慰み者にすらされず、これではセックスの道具に成り下がってしまっている。奴隷ですらない本当に便器のような扱われ方だ。

 「モノ」として扱われる悲惨な境遇がひしひしと伝わってきます。

屈辱の再会(承前)

>この三日間、キャシーはゆみの眼の前で長次に気も狂うセックスをブチかまされていた。必死に耐えようとするキャシーだが、結局、いつも同じように肉の敗北を喫する。キャシーが泣きながら言うところを聞くと、毎日は珍しいらしい。たぶん新入りのゆみへの教育効果を狙っての時間割なのだろう。

 うーん、そういうこともあるかもしれませんが、個人的には長次には「一日、7,8発は放出しないとすっきりしない」絶倫男であって欲しいような気もします。

>行列は悪路をかなり登ったところで道を外れた。ゆみは一瞬視線を背後へやった。コバルトブルーの太平洋が眼下に広がっている。蜃気楼にけぶる水平線がゆっくりと丸みを帯びてどこまでも稜線を描いていた。海面に突き出した一つの山である島。その中腹から見る大海は広大さと深遠さに満ちている。ゆみの戻りたい東京の地は、輝く青春の日々は、この海の向うにあるのだ。

 こういう叙景なのに心理描写につながっていくところが心憎いところ。巧いなあ、つくずく。

>「キャシー、お前、もしかして──」
>「間違いねぇ──。妊娠だ」

以下のシーンですが、奴隷たちの全てを把握しているはずの矯正師たちならメンスにはかなり敏感なはずなので、少し「職務怠慢」の謗りは免れないかも・・・
 
 SM小説で、妊娠・出産を扱うのはNGという方も少なくないようですが、個人的には大歓迎です。本来祝福されるべき、その結果が、さらにヒロインを絶望に追い込む・・・女性にしか味あわせることのできない境地ですから。

>自らの体内に宿っている生命に流れる血の半分はあの長次のもの。しかしもう半分は
たしかに自分のものである事実に、若いキャシーが耐えられず気が遠くなったのも当然であろう。これではっきりと自分はあの長髪の小男から逃げられず、一生繋がれて生きていくしかないのではないか。
>「あんな男の子供なんか産みたくない……こんな地獄で産みたくない……」
>ゆみは無言のまま、自分も目頭を熱くしてがっちりとキャシーの肩を抱き締めるしかなかった。
>「でも、おチチが張るの。乳輪が拡がっていくの。憎めない。心から憎めないのよ」
>キャシーはうなされるように鬱積していた思いを吐露していった。

 思わずうなずいてしまいます。

>「長次に報せたら泣いて喜ぶぜ、あいつ。そうだ、一刻も早く報告しようぜ、キャシー──」
>こういことはちゃんと女房の口から亭主に告げるもんだ、とマサやんはピタピタと腹にタッチする。

 もう最高です。

暴れ狂う鞭

 精力絶倫の長次が、いったいゆみに何をするつもりなのか、興味津々です。


  つねお  03/05/09(金) 21:39

やはり、これだけの期間のあいだ、ひとつの作品を読みつづけていると、われわれ読者のなかにも作品への確かな愛着が育ってくるもので、今、私のなかには、物語がはやく完結することを欲する想いと物語がいつまでも続いてくれることを欲する想いの両方があります。

この作品には、魅力あるヒロインたちが実にふんだんにちりばめられていますが(それは、たぶん、数冊の物語を支えることができるほどのものだと思いますが)、それゆえに、また、ひとりひとりの調教の様子が十分に描かれることなく、読者の想像に委ねられているようです。
この読者の想像力を刺激するという効果は、「逃亡者の母」においては、作者の緻密な設計のうえにもたらされたものでありますが、「乗っ取られ女学院」においては、むしろ、中盤を迎えて、作品がいよいよ独自の命を持ち展開しはじめたことによりもたらされたものなのではないでしょうか。

まあ、すぐれた創造行為が、しばしば、そのように作者のたずなを断ちきらんとするほどの力を作品が獲得してこそ可能となるものであることを鑑みれば、これは、むしろ、よろこばしいことといえるのかもしれません。
たとえば、「淫蕩へのシュプレヒコール」の章において描かれたあの圧倒的なダイナミズムは、そのような力が作品のなかに脈々と息づいていればこそ、もたらされることができたのではないでしょうか。
群集の気まぐれのまえに、ヒロインが無残に転落していく姿を劇的に描いたあの章は、この作品のなかでも最もすぐれた章のひとつであるとを私は確信しています。
そして、健さんのストーリー・テラーとしての傑出した才能があれほどみごとに発揮された章というのは、なかなか無いのではないでしょうか。

ただ、熱烈な中村 久美子ファンとして(笑)、ひとことだけ不満を述べさせていただくならば、やはり、それは、物語のはじめにあれほどの存在感をあたえられていた中村先生が、いつのまにか後方へと押しやられてしまったことでしょうか。
なによりも残念だったのは、S温泉郷における部分でして、いよいよこれから、というところで、物語の焦点が好本 ゆみに移ってしまいました。
佐々木 伸子先生との対決など、さらに見てみたかったような気がします。
というわけで、健さんには、いつの日か、ぜひこの作品の完全増補版を発表していただきたいと切に願っている次第です。
そのときには、愛しの中村 久美子先生にも、ぜひふんだんにページを割いていただければと思います。

いずれにしても、それが、われわれがはじめて人間の悪意というものにモロに向きあわされるところであるからなのでしょうか、学園という空間を舞台にした官能小説には、なにか「根源的」とさえいえる魅力を感じさせられます。
われわれは、人間というものが、集団の陰湿な悪意のまえに、いかに弱いものであるかということを、そこにおいてはじめて気づかされるわけですが、学園官能小説を読むということは、もしかしたら、その時にみずからの芽ばえた嗜虐の感覚を体験しなおすということにどこかでつながっているのかもしれません。
「乗っ取られ女学院」、いよいよクライマックスへと突入していきますが、これからもじっくりと堪能させていただきたいと思います。


  山田花子 03/05/13(火) 08:03

>「今日は乳房マッサージ、ないの?」

いつまでも闘争心を失わない好本ゆみに期待があふれる章でした。
久しぶりの曳地千江子と長次・・いよいよ大円団の予感・・・

>その汚なくて臭い身体はどうしようもないからね。吐き気がしてくるよ!」
>自分の鼻を摘んでみせる千江子。
>「何を食えばそんなに出るんだろうね」
>「一日一日、淫売になっていくのよ。母親の早苗みたいにね」
>あら、綺麗じゃない。ブスゆみのケツは猿みたいに毛深かったものねえ
>その恥知らずのデカパイはこの小さいカップにギュウギュウ詰めこんで小ぶりに見せるのがエチケットよね

千江子節に酔うようです。

>妻といっても反抗的なキャシーを鎮圧するための矯正士たちの策であったわけで、

 少し同情します。

>ゆみの姿勢では空しか見られなかったが十分である。南国の遅い夕暮がそれをオレンジ色に染めていた。ギラギラとした太陽が一日中燃え盛った名残として強烈な光の残像を演出しているかのようである。この時間帯の空を見るのも久しぶりだった。
>(バージンお別れの日にはぴったりの色ってとこかな)

こういう描写が読めるのが至福・・・

>「それではどうです。この辺りでビデオの上映会としては・・・」
>あまりの落差に観客たちは呆れた声を出すやら手を叩くやら下卑た反応を久美子の乳白色の背中へ送るのだった。

 この発想が素晴らしい!!過激な描写ばかりが全てではないことがよくわかります。


  つねお  2003/05/14 (水) 07:50

「乗っ取られ女学院」の最新章「破瓜と破獄」を拝読させていただきました。
この章では、いよいよ最後の対決をひかえて、あたかもみそぎをするかのように、みずからのからだを清めるヒロインの姿がていねいに描かれていましたが、その不思議な静けさが、かえって、これから起るであろう物語の激しさをわれわれ読者に予感させるのでした。
これから、物語は、ゆみが今こころのうちに秘めている脱出計画があえなく打ちくだかれていくところを描いていくのでしょうが、まだ、その悲劇がどうにも避けられないものであることに気づかずに、息をこらしながら一縷の希望をつなげようとしているそのけなげさがとても愛しく感じられます。
それにしても、これからゆみに襲いかかるであろう悪意の圧倒的な大きさを暗示するかのようにあらわれる入来 啓太の存在はほうんとうに効いています。読者さえもびびらせるほどのこれだけの恐怖を醸しだすのは、まだ、応援団長の飯島くんには無理でしょう。
この「想像を絶する悪のムード」を漂わせるような存在に対しても、なお、恐怖を振りはらい、立ちむかおうとする、ゆみのはかない美しさがこれからどうのように崩壊していくのか、それを想像すると、私の胸は期待にはずみます。


  山田花子 03/08/16(土) 19:14

○乗っ取られ学院
 毎度のことながら、描写の的確で臨場感溢れる点、そしてコレデモカという執拗さに唸ってしまいます。ただ、ヒロインたちもさすがに息が切れてきて、最終回間近、というところでしょうか?

>虚仮の一念岩をも通す、っていうじゃありませんか。高齢を補って余りあるド根性だと思いませんか?

 今回一番お気に入りの台詞はこれ!!
あとは

知らず知らずのうちに・・・どの部分が感じるか考え・・・歯を立てていく。それがことごとく・・・ウィークポイントを探り当てているのだからたまらない。

という高級なコミュニケーションにも感動しました。
 元気な男性陣の影にかくれてさすがにS女性たちの影が少し薄いのが個人的には残念ですが、この展開ではいたしかたありませんかね。


  山田花子 03/08/25(月) 02:55

 乗っ取られ女学院027 肉檻の学舎

傑作の末尾を飾るのに相応しい抑制のきいた筆致にさすがだと感銘いたしました。
 どこまで続くのかと思わせる修羅場を、途中でスパッと終わりにして、時間を飛び越えた最終回・・・見習いたいと思う素敵な設定です。これができないんですよね、素人には・・・

>『特別クラス』という檻に隔離して一般生徒から遠ざける処置を取って・・・・
>彼女を救いだす目的もすでに薄れ果て、ただ月末にその温泉街の一席を借り切って元の妻の痴態を自分の眼だけに焼きつける無為な行動のためだけに働いている、そして生きているといってもいいのだった。

 みどりの現況を語らせるのに、夫の情けない描写を行うってあとは読者の想像に委ねる・・すごいなあ、やっぱり・・・

>真相を知る者はこの教室にはいないのだった。

 にやにやと笑いながらこの箇所を読んでいる自分の締まりのない顔が見えるようです。巧い、とにかく・・・

>鈴木先生の声はなぜこんなところで中断するのかという非難のニュアンスがこめられている。

 それは読者も同じだったりして・・

>傷口に塩水を揉みこむような飯島のからかいに

 お願い・・・もっと、もっとよ・・・

>彼女の母親の早苗はとっくに市会議員の職を辞職し──いや、させられ──

 細かくて申し訳けありませんが、とっても効果的な言い直し・・・

>彼女の弱点はなんといってもこの母親なのだった。

 幼いという理由ではないですね、むしろ精神的には保護者の立場だったりして・・・

>細く長い指でサッシ窓を開けていく。
>初夏の空気がさっと部屋に吹きこんできた。暖かさを増した木漏れ日と芽吹いた樹々の蒼々とした薫りがまざりあった爽やかな空気である。

ここだけ切り抜くと素敵な叙景・・その下で行われている淫行の印象(あえて最期に肛姦を選んだ作者の狙い通り)が一層引き立ちますね。
個人的には女性記者の行方も気になりますが・・・
とにかく素晴らしい大作をありがとうございます。心より御礼申し上げます。


  白川京二  2003/08/25 (月) 21:40

「乗っ取られ女学院」終わってしまいました。名残惜しいですね。
さて、この作品を読んでつくづく感じるのは「良くできたSM小説は長い方がよい」ということです。最近のSMまがい文庫本は一冊にまとめようとするあまり、展開は性急ですし、面白ければ面白いで良いところで終わってしまい、読者のフラストレーションがたまります。良いSM小説は「この世界がこのままずっと続いて欲しい」と思うのものです。量的には最低限400字詰め原稿用紙換算で900枚は欲しいところです。
現在、こういった作品は今は紙メディアではなかなか期待できなくなっています。大長編を書く力量があり、かつ許されるのは由紀かほる氏くらいでしょうか。少し前なら結城彩雨氏、綺羅光氏がこれに加わったところでしょうが、残念ながらお二人はパワーダウンの感が否めません。
この3人に加え、鬼六さん、千草さん、杉村さんなどの長編作家が活躍していた時代が懐かしいです。しかし懐かしんでばかりいてもしょうがないので、出羽健さんに倣って精々「良い大長編」を目指すことにしましょう。


  つねお  2003/08/26 (火) 05:56

『女学院』の連載がとうとう終了しました。この一年のあいだは、ほんとうにたのしませていただきました。ありがとうございました。こうしたすぐれた作品に触れると、学園ものというものが、今なお、とてつもない魅力を秘めたジャンルでありえることに気づかされます。
ただ、作品を読みおえて思うのは、この作品のほんとうの主人公は、実は、好本 早苗だったのではないかということです。
「そこへ一列に並べ。今から母娘の大フェラチオ大会だ。こいつらを人間だと思うな。女だということを忘れろ。男の排泄物を処理する肉の便器だ。どっちの穴に放出してもかまわんぞ。好きな方へ思いを遂げろ!」
この雁金のことばにより、いよいよこの作品の最後の牙城である好本 ゆみをなぶりつくすための宴がくりひろげられることが告げられながらも、それについては描かれないまま、作品が完結してしまうところなど、まさにそのことを物語っているように思うのです。
ゆみの熱烈なファンとしては、もちろん、これはとても残念なことではあるのです。しかし、ゆみの地獄図をおもう存分に描くためのおぜん立てをみずからしておきながら、そこで筆を置いてしまうところなど、いかにも健さんらしいストイシズムだなあと感心してしまいます。


  えぞっ子  2005/09/06 (火) 20:33

 「海猫」「鉄拳の栄え」「乗っとられ女学院」拝見しました。 私は普段あまりSM小説など読まないのですが、感想を述べさせて下さい。
 暴力的な描写や洗脳のような行為は好きではないので、前2作は好みではありませんでした。しかし「乗っ取られ〜」に関しては新聞記者ユキが毒牙にかかるところ、好本早苗が料亭にて陵辱される部分は非常に興奮しました。その後責めが陰鬱、暴力的になるにつれて萎えてゆくのですが、やはり読後感が正直つらいです。思ったのですが、敵=悪役がその後ものうのうと生きのびるのではなく破滅すればまた少しは救われた気になるのではと。このジャンルにおいてそれはなかなか難しいのでしょうか。気弱な私には管理人さんの作品は少し刺激が強すぎるようです。


  『前へ』  『次へ』