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  花果てる果ての花へのレビュー



鳥飼あゆみの投票理由

・気丈な女の屈服ロマン (2016/12/25(日) 19:58/nanasi)

真部悦子の投票理由

・いかにもヒロイン (2016/12/26(月) 07:19/竹)

阿南美代子:花果てる果ての花 の投票理由

・やられっぷりがイイ (2016/12/26(月) 07:20/竹)

マリア・フェルナンデスの投票理由

・捕獲調教されておやぢに脂ぎったレイプでぶざまな淫獣ぶりを晒すのが印象に残っている (2016/12/22(木) 12:23/sssss)

花果てる果ての花 の投票理由

・美代子大好き (2016/12/24(土) 06:58/あめ)

・悦子も好き (2016/12/24(土) 06:58/あめ)

・悦子も好き (2016/12/25(日) 05:48/あめ)

・氏の最高傑作と思われ (2016/12/25(日) 20:00/nanasi)

・名作 (2016/12/26(月) 07:13/竹)

・なんて素敵な作品なんでしょ。読んでるうちに濡れてきちゃいました。 (2015/07/18(土) 04:02/高桑沙織)

・初めて読んだ時の衝撃を、今でも思い出す。お気に入りの作品の一つ (2015/07/31(金) 15:59/you)

・ラストが衝撃的だった (2015/08/14(金) 09:36/Az9)

・登場人物に魅力があった。主要人物は行為の描写がしっかりしていた。 (2015/09/01(火) 06:32)

・続編期待 (2016/01/29(金) 13:46/育毛)


阿南美代子:花果てる果ての花 の投票理由

・生意気な女が堕ちるのは最高よね! (2015/07/18(土) 04:06/高桑沙織)

・堕ちる前と後の落差がいい。出羽氏の作品ですっかり熟女好きになってしまった気がする (2015/07/31(金) 16:09/you)

・個人的に作品のヒロイン。墜ちながらも最後の脱走で抵抗しようとしたところ。 (2015/09/01(火) 06:41)

・塾女奴隷の鏡 (2016/01/29(金) 13:44/rann)


イボンヌ梨田:花果てる果ての花 の投票理由

・大好きな、ヒロインです。 (2015/07/18(土) 04:05/高桑沙織)

・ガチの色ボケでも、金髪ヒロインの中では一番好き (2015/08/14(金) 09:48/Az9)


マリア・フェルナンデス:花果てる果ての花 の投票理由

・好きなヒロインです。 (2015/07/18(土) 04:13/高桑沙織)


真部悦子:花果てる果ての花 の投票理由

・出羽健書庫で初めて読んだ作品のヒロイン (2016/04/25(月) 07:59/BLACK BOSS)


鳥飼あゆみ:花果てる果ての花 の投票理由

・ジーンズ、正義感 気丈 ルポライター (2015/07/17(金) 20:56/pepe)


女学生が面白い (2014/01/22(水) 11:10/しば)

最初に読んだ先生の作品なので (2014/01/10(金) 15:31/you)

最初に拝見して一番印象に残った名作 (2013/12/30(月) 02:19/hage)

マリア・フェルナンデス > 反抗しつつもヤクザのSEXでトロトロになってるのがいい (2014/01/24(金) 17:17/sss)

田代エリ > おっさんと化け物とイケメンにまわされてるのがエロい (2014/01/24(金) 17:16/sss)

阿南美代子 > 名声もある女議員が堕ちていく姿に興奮する (2014/01/10(金) 15:19/you)

氏家真樹 > インテリ女が893に前後穴責められるロマン (2013/12/30(月) 02:17/hage)

伊勢篤子 > 知り合いの女が地獄でやられるロマン (2013/12/30(月) 02:16/hage)

鳥飼あゆみ > 強い女であるが故に巨根に屈服させられるロマン (2013/12/30(月) 02:15/hage)

真部悦子 > 電気責めが良かったですね (2013/12/26(木) 13:52/ポニー)



  通りすがりのROM  2003/07/18 (金) 23:29

花果てる果ての花は完全につかみの段階だと思いますが
悪役がそれぞれいい雰囲気を出していると思います。今後がとても楽しみです。


  山田花子 03/09/06(土)14:53

○花果てる山005

>沼田は極力自分だけで計画を進めるつもりだった。

 男の美学ですね・・・

>赤の襦袢をと真っ白な脚が
>小麦色の健康的な肌に、白い褌・・名前が緑・・

 素晴らしい色彩感覚です

>「花、果てる山か……なかなかいいじゃないか、今日からここを花果山と呼ぼう」
>「まあ、せいぜい、いい桃食べて長生きいたしましょう」

 小説全体としてはとっても大事なフレーズですよね。
 
>操作盤の電圧の目盛りを中程度に合わせた。そして触感センサーの感度をいちばん鈍く設定する。

 悪魔の仕業としか思えません。
 
>「それにしても、臭い汗、掻きまんな。やっぱり外人の女子は肉ばっかり喰って育つから、体臭も違いますのやろか」
>「それにしてもあの毛深さはどうです。尻の穴の方まで生えているんじゃないですか」

 正確に通訳してイボンヌに伝えてほしいものです。

>イボンヌの白い肢体は永久運動の機械に取り込まれた肉の部品だった。・・・・実験者の意図通りに条件付けられていくパブロフの犬のように、イボンヌ梨田は下等な本能の虜になって狂うのだった。

 淫乱娼婦養成装置なんて名前はどうでしょう?

○絞りとられた蜜

>ネチネチと女心の琴線に触れながら、ゆっくりと肉体の崩壊を待つ。

 いつか沼田の責めを堪能したいと思います。
  
>言葉の通じない相手では・・・髪を掴んで頭を揺すり始めた。

 金髪も、知性も全く関係ない・・こうでなくては・・

>沼田の剛直を受け入れた瞬間に逃してならじと締め上げるのだ。

 学習効果ですね・・・いや条件反射といった方がいいか・・・

>上半身を仰け反らせ、口をパクパクさせて激淫に痺れる大年増の酸鼻な断末である。

 でもここまでは序盤に過ぎない・・というところが凄い!!

>自分の身体の何倍もある昆虫に管を差し込んで卵を寄生させるある種の蜂の姿のようである。連想されるのは回虫か、深海の暗闇に住む目の退化した海蛇だろうか。(尻の穴に爪楊枝を差し込まれた牛蛙だな)

獣どころか爬虫類や両生類を感じさせる描写が最高です。
 ブロンドのヒロインに配するには理想的だと思います!!

>イボンヌは意識を失ってはいなかった。だがその表情に感情というものが失われている。
 
 精気を奪うのか?げに恐ろしげな・・・・
 
>北野は思わずイボンヌがいとおしくなり唇を貪った。
>「さ、つらかったろう。今、元気になる、薬、打ってやるからな。その後また、みんなで楽しもうな」

 酷い話ですが一方的な満足しか考えない教祖よりずっとましかも・・・・

>一生、男の奴隷、肉欲地獄に幽閉されるのだ。

 眼に見えない鎖で縛られるのか・・・げに恐ろしい!!


  山田花子 03/09/21(日) 12:06

出羽健さま

>男のイタズラ

 沼田の執念に感動さえ覚えます。

>沼田はN県でのイボンヌ梨田の凌辱の三日間を思い起す。

 壮絶な展開ですが、生生しい擬声語など直接的描写が一切ないところが素晴らしい。

>出張から帰ってみれば、恋女房は色情狂にされて精神病院に入院し、後には巨額の治療費が残ってんのやから、たまげるでえ。筋書通り、愛想つかしてトンづらするか、自
殺するかどっちかや。そうなるとイボンヌの日本での唯一の身寄りである真部悦子に債務が回っていき

 ぜひそういう展開をお願いしたい。
 でも愛妻を残して自殺するよりも「アルコールか薬漬けになって廃人」「精神病院へ収容され禁治産者になり」
という展開でしょうか・・・・

>マドンナたちの宣戦布告
「あ、ああ、失礼しました。私、この町内会で幹事をやらさせていただいております、山田と申すものですが・・」

名前は花子だったりして・・・・

>『インチキ宗教法人、懲りずに再始動。高まる教祖の淫行疑惑!』
>世間の信頼を失った一人のフリールポライターごとき、社会から葬り去ることくらい赤子の手を捻るようなものなのだ。そんな大きなリスクを背負ってまで、鳥飼あゆみをこの一件に執着させる要因はいったい何なのか。
>あなたのその娘に対する感情や不正に対する憤りは、まあ私には関係ない。こちらはビジネスライクに判断させてもらうとして、この事件、主婦相手のワイド番組になら絶好のネタね。自分に恩をきせないように気を配る篤子の友情に、思わず涙がこぼれ出そうになった。

 とても納得できる展開!! 素敵な友達をもって幸せですが、

>いつかかならずこの借りをかえそうと心に誓った。

 反って大変な事態に彼女を巻き込んでしまうのでは・・・?

> 女弁護士は女ディレクターを協力を得て、孤軍奮闘しているであろう女ルポライターに援軍を送るべく、詳細な打ち合せに入った。
>あの日、木村みどりとともに相手をさせられた村の長老たちとの一夜は・・・・

 こういう形で語られる方がリアルですね。
 畑に埋められて、放尿をうけたみどり・・・プレイ自身は痛くないかも知れないけれど、人間性の無視ということではこんなに酷いことはありませんね。最高の展開です。
 今後の展開を楽しみにしております。 



  鍛谷  2003.10.18(土) 18:43:31

出羽さん、こんにちは、鍛谷です。


さて、大河SM「花果てる果ての花」を楽しみにしています。
この辺で、勝手ながらキャストたちの整理をしてみました。
SM小説としてはめずらしく登場人物が多いので、わかりにくくなったためです。
キャスト紹介をしている小説もありますが、映画的になるのを好む作家と好まない作家がいるのでしょう。

間違いなどあればまた教えてください。


**********


正義派の女性たち(年齢順)

鳥飼あゆみ。24歳。フリー・ルポライター。独身らしい。
田代エリ。27歳。阿南美代子の第二秘書。独身か?
真部悦子。32歳。新進気鋭弁護士。子どもなし。梨田幹雄の妹。夫は真部孝。
伊勢篤子。32歳?。テレビディレクター。真部悦子と大学同期。既婚か?
氏家真樹。34歳。大学助教授。夫は旧家出身の四歳年下、山田克。不仲?
阿南美代子。41歳。都議会議員。夫はドイツ留学中。
性奴隷たち(今のところ)
有沢たまみ。18歳。母一人娘一人の家庭。一年前KK教に拉致。現在は惣戸の専用性奴。
木村みどり。20歳。政治意識の強い大学生。催淫薬で性奴状態に。父親は市議会議員。
深町響子。28歳。美人。2年前より高級人妻娼婦。子どもあり。夫は外科医深町友之。
イボンヌ梨田。37歳。スウェーデン人。大学教授。BWH92.64.95。夫は画商梨田幹雄。

悪役派

沼田吉治。50前。沼田興業社長。
北野伊知郎。北野病院院長。
井上銀子。元女子プロレスラー。身長約150B。体重約100キロ。
惣戸苅。KK教教祖。
佐々江イネ。元女子プロレスラー。
佐々江ヨネ。元女子プロレスラー。
末松。元公安課刑事。取り調べ過激のため免職。
源谷京蔵。70歳。国粋主義の政治黒幕。
遠藤節子。「週刊娯楽女性」記者。

その他
広川。阿南の第一秘書。悪人候補。


キャストはまだまだ出るでしょうが、主だったところは揃った感じもします。
主役の座は、今のところ真部悦子と鳥飼あゆみかと思いました。この二人を軸として、氏家真樹や阿南美代子の活躍もあるという設定で、伊勢、田代は、サポート的な脇役か、場合によれば拉致コースかなと思いましたが。
KK教と北野病院の組み合わせは、「巨乳」シリーズでなんとなくわかりますが、沼田興業の商売が気になるところです。やはり響子やみどりのような「高級娼婦」の斡旋業か。
とすると、イボンヌは「金髪人妻娼婦」で高く売れる素材なわけでしょうか。
それを前提にすると、氏家真樹も素材としては上等ですね。「大学助教授人妻娼婦」になりますから。
ただ、政治黒幕の源谷は、阿南の失脚には行動するにしても、沼田たちとの関連は、どっかでつながると予測しますが。


さて、ストーリーはもう決まっているので、やや意味のないことと思いつつ、以下は希望まじりの推測です。
弁護士、都議会議員、テレビディレクターの3女は、職業柄やや扱いにくそうですが、今までの作品でも娼婦化されているから大丈夫でしょうね。面倒くさくなったら「発狂」させて、北野病院の奥深くで「無期入院」にすればいいことだし。
鳥飼あゆみたちの活動で、組織が「守り」に入り、監禁房の様子が紹介されたのはよかったですが、出羽さんのお好きな「肉体監禁」だけでなく、お好きでないかもしれない「精神監禁」も描いてほしいところです。
精神監禁とは、ふだんは夫婦や親子としての家庭を「ギリギリの線で」保ちながら、「組織」からの不定期的な「呼び出しと売春の命令」には逆らえない、というかたち。なぜ逆らえないかについてはいろいろ考えられます。
1 ビデオや写真などを公表するという脅迫→木村みどりの場合、父親の失脚材料になる
2 家族への攻撃を材料に脅迫→有沢たまみの場合、母親。
3 何日間か「性交漬け」にされ、長く家族を裏切り続けたことで、夫婦生活が「ウソ」に思えたうえ、M性の自覚もある→深町響子?
深町響子の場合、1と3の可能性はあるが、精神が正常を保っているので娼婦としては不安定な存在である。
可能性としては、「海賊」の中で、夫を深く愛していた久美子が、「不倫SM」のため
に夫への幻滅を感じ出すこともありうる。この意味では今回の造反は、失敗に終わったあとの懲罰で、「美貌の人妻娼婦」として完成されることを期待したい。ただ、農民の老人たちなどを相手にせず、高価な会員制SMクラブにでも貸し出したい。
イボンヌは色情狂になるのは仕方がないが、高級外人娼婦としての商売ができるほどの知性は残しておきたい。

ではまた書きます。お元気で。


  山田花子 03/11/15 (土)23:11

 鍛谷さま、つねおさまの「出羽健作品論」頷きながら拝見しました。
これだけの作品群を見せていただくと、出羽健ワールドがおぼろげながら浮かんでくるような気がします。勿論、「なな」のように、どこまで世界が広がるか、楽しみなものもありますが・・・・

 出羽さまの小説の中には、『等身大』の『現実的』な女性が描かれている点は皆様ご指摘のとおり。その描写は細かく、女性心理の微細な襞に入り込んでいます。(最初は、作者は女性ではないかと疑ったほどです。)団鬼六氏の女性が「望遠鏡」か、せいぜい「眼鏡ごし」なら、出羽さまのそれは「ルーペ」か「顕微鏡」かという感じです。その結果、団氏の女性描写が、どちらかといえば「男性からみた」ものに限られているのに対し、出羽健ワールドに浸るとき、まるで、自分がヒロインになったような(女から見た)リアリティを感じます。

 それはともかく、今回更新分の感想を・・・

◎仲の悪い夫婦

>八月某日、午後六時三十分。
>腕時計を見ると六時四十分。

 このあたりの緊迫感がとても巧い!まるで映画ですね・・

>それじゃ話は十分でかた付けるよ。
>いずれにせよ早いところ追い返さなくてはならない。

 なぜドアを開けてしまったのか・・・悔いが残りますが、このストーリー展開なら納得。

>「克、もうこんな繰り返しはやめましょう。終わったのよ。みんな終わったのよ」

 この場でもこの発言・・・真樹は心の底では克を否定していなかったのか?ただ山田家での生活が無理だったのか?

>いつも同じ手順を踏んでおこなうことを常としていた。
>真樹は女の理性を無視して身勝手な想いを力づくで遂げようとする男の獣性に悔し涙を流しながらも、ディープキスを終えると必ず発せられる克の文句を思い出していた。

 うーん、予め予告しておいてから、その台詞と情景を描いてなお飽きさせないのが凄い!!
でも、この展開を予想してしまうところが、悲しい性、でしょうか? やっぱり下着には染みができていたんだろう、と読者の期待させて、でも省筆するところが心憎いですね。
 
>「言わないでっ」

 素直な真樹・・「それが私の弱点でございます。」といっているようなものなのに
・・・

◎真樹、啼かされる

>無言のまま死んだ魚のような目
>石のような拳が真樹の柔らかい下腹部に突きささったのだ。

 無機的な不気味な感じがいいですね。

>筋骨たくましいその上半身には、背中から肩、上腕にかけて極彩色の鮮やかな刺青が彫られていたのだ。
>須藤はズボンも脱いでステテコ一枚になると

 古典的だけど割りと好きだなあ。こういう情景設定。

>中学もろくに通わずにこの世界に飛び込んだヤクザ男VS若くして大学の助教授にった知性的かつ現代的女性、頭でっかちでVS女泣かせのテクニック

 最高のコントラストですね。
 
>「克、やめて、目を覚ましてよッ、お願い!」
>(助けて、克……)
 目はそう言っているようだ。

 まだ絶望していないのかしら?

>情けないことしか言えない克の耳にガチャッという冷たい旋錠音。
>「あなたの言いなりになんかならないわッ」という真樹の毅然とした声と、その直後に起こった魂も消えるような痛切とした悲鳴だった。
 
 これだけの予告しておいて、あとは結果だけを描いて、その間の惨劇を予想させるテクニック・・・脱帽しかありません。

>手を触れるのもためらわれるほど、荒らされた真樹の身体。
>片方の鼻の穴に長い洋草が半分隠れるまでねじ込まれているのだ。

 ここまで書くか、というもの凄さですね。

>男に屈せず、女の誇りを守りぬいた不服従の代償として・・・

 SMヒロインしてはこうでなくては・・・

>須藤は洋服タンスを物色し、黒のレインコートを取って真樹に投げ付ける。
>色白の素肌の上に身につける黒革のコートは艶かしい。
>克はごくりと唾を飲み込み、震える手で真樹の腕を取ってコートの袖に通していく。

 コントラストが眩しい・・・
 個人的には、袖は通さず、後ろ手に縛り上げられて肩に羽おるだけ、というのも捨てがたい気がしますが・・・

>花嫁修業の旅にでる。
>真樹をどこに連れていくつもりなんだ。ソープか、海外か

 もちろん花果山でしょうか?
 氏家真樹の如く、「女性としての弱さ」を捨てきれずにいるインテリ女性にのに、身の程知らずに「人助け」などに手を出させる設定が最高です。
 今後も楽しみ・・・素質と肉体的条件は十分な須藤さんが、真樹の調教をきっかけとして、大きく飛躍される日の遠からぬことを祈ってやみません
今後も期待しております。

 

  山田花子 03/11/24(月) 14:45

 ご多忙の中、定期の更新ありがとうございます。銀子の大活躍で、個人的にはたいへんご機嫌な章でした。
今後も期待してしまいます!!

○最終作戦会議

>真部悦子は東洋テレビ本社近くの喫茶店に篤子から呼び出しを受けて坐っていた。
>(最近、待ち惚けばかりだわ)

「待つ』をキーワードにして、さらっと筋を展開させるテクニック・・いつもながらお見事というしかありません。

>阿南美代子が主催する女性の人権監視運動に

 肩書きといい申し分ありません。

>うっすらと汗ばんだブラウスの背中が透けてブラジャーの紐が浮き出し扇情的で、その大理石のような怜悧な美貌とのアンバランスが妖しい雰囲気を醸し出している。

細かな観察!

>小さな蜂に許された反撃の手段は、針一本、一回こっきりだけなのだ。

蜂の一刺しという言葉がありましたね。田中角栄の関係者だったか・・

>歴史の流れを逆行させ、再び暗黒の旧体制に引きずり込もうとする大きな力

期待に胸がワクワクします。

○銀子のお手柄
 
>銀子はむしゃくしゃすると、よく女奴隷たちの前に突然姿を現し、思いのままに嬲ってストレスを解消することがある。

 月経前症候群ですか?

>教団内の自分の立場などどうなってもよいが、この厳しい状況に一歩対応を誤れば組織自体が崩壊してしまうのである。慎重を期してどこが悪いのだろう。

 真面目なんですね。彼女もほかに行き場所がないのか・・・

>このままではこちらは赤に捕まってしまう。
>(どうする? えーい、ままよ)
>銀子は目を暝ってアクセルを踏み込み、カローラに軽く追突した。

 素晴らしい!なんという忠誠心!!

>「そらそら、くたばるのはここじゃないよ」

 銀子らしい台詞ですね。

>後部のシートに芋虫のごとくのびている

 いっそのこと荷物なみにトランクに放り込むという手もあったかもしれませんが・・

>(伊勢さん、鳥飼さん。御免なさい。あなたたちの期待には応えられないかもしれないわ。そればかりか、あなたたちにもどんな災いが降りかかるのか)

 巧みな予告編です。


  山田花子 03/12/22(月) 23:28

「悪魔に心を奪われた女秘書」 

 楽しく拝見しました。いつもながらリアルで緻密な展開。しかし入江の息の「甘さ」の秘密は何なのでしょうか?
 今回はなんといっても「貞操帯」・・・鍵を管理するのがよりによって広川とは・ ・・

>軽く触れる程度なのだが、確実に急所をとらえているのだ。

 リアルですね、一日中なんだから、このくらいソフトじゃないと・・・
一番のお気に入りはラストの2行

>それが奴隷に落とされた絶望からきたものか、二つの突起物に追い詰められた絶頂からなのか、エリにはわからなかった。
 これからますます楽しみです。


  山田花子 04/02/22(日) 08:36

変わり果てた淫姉との再会

>淫姉

 造語がすごい・・漢字って偉大!

>悦子は幼い日々の兄との思い出を脳裏に浮かべ、嗚咽するのだった。

 イボンヌに対して悦子は冷静でいられるのか?まあ大人だから大丈夫ですか・・

>(それにしても遅い、何をしているのかしら、病院というところはまったく人を待たせるところだわ)

 だから思わず今までのことを振り返り、戦友たちの行方を思う・・・という設定が巧み。

>いや、寝ている時すら、許してはくれない。大小の張り型が・・・

 か、かわいそうに・・
 
>簡単に言うと性ホルモンの中には、性欲を活発化するホルモンと抑制するホルモンがあるのですが、彼女の場合、抑制ホルモンが何等かの理由で出なくなってしまったのですな。その結果、活性化ホルモンが一方的に垂れだして、あの通り、こちらで押さえてやらないと一日中、ああしているわけです

 この程度の説明で納得してしまうのは、悦子らしくない、ともいえるかもしれませんが、そこはもちろん小説のお約束ということで・・・それにしても北野ドクターはよほど信頼感を持たせる容姿なのでしょうか?

>悦子は絶句した。それでは天文学的数字になってしまう。

 収入に恵まれている弁護士も驚く金額、ということですね。いつもの悦子なら「明細」を要求するところかもしれませんが、それはともかく、夫といい、義妹といい、経済的に(ということは合法的に)追い込まれていくのがいいですね・・・。弁護士なら、預かった金の「使い込み」か、金はもらえるけれど、ヤバイ事件の弁護でしょうか?楽しみ・・・

>せいぜい下の毛に櫛でも入れて整えておけよ……

 この発想がすごい!!
 
>新たな女豹

アジア系のヒロインは出羽作品では珍しいですよね、
「農村外国人妻」さりげなく社会問題を取り上げる出羽さまらしい選択・・・これも楽しみ!

>ホームを駆け下り、掘っ立て小屋のようなトイレに入る。
>もちろん水洗ではなく、プーンと独特の臭いが漂っていた。

 田舎のトイレ、しかも1時間に一本の列車・・・うーん、昭和30年代のかほり・・・
 
>茫然と立ち尽くすマリアの耳には小鳥たちの短い囀りだけが聞こえていた。

 ここに小鳥の囀りを配するのが出羽健さまの筆の冴え・・・

>「それもねのか。不所持は立派な罪づら」
>「公務執行妨害と傷害の現行犯で逮捕するだ!」

 巧みですね・・・器物破損、外国人登録証不所持に公務執行妨害・障害か・・・
 
 蜘蛛の巣村みたいな展開・・とにかく期待しています!!


  山田花子 04/03/21(日) 12:18

○女地獄の新参者たち

>互いに刺激しあい反抗心を蘇らせて、馴致の垢を落とせば、また新鮮な嗜虐心をサディストたちに与えてくれることだろう。

 これは「プロ」の技ですね・・・

>大年増の妊婦のむせかえるような色気を目も背けたくなるようなはしたなさだ。腐りかける直前に妊娠という女の役目を強制され、脂っこくて、見ているだけで胸がもたれそうだ

このあたりの描写はさすがに縦横無人な出羽節・・・

>いつしか鼻を摘まれただけで喜悦の時が蘇り、甘い諦念が胸に広がっていくという条件付けがなされたらしいのだ。
「御免な、先生さんよ。俺の×××はでかすぎて、そっちの穴には入らねえよ。下で我慢しろよな」
「そのうち鼻の穴専用のバイブ造って持ってきますから」

 ひどい、あんまりだ、と思いつつ、フランス人娼婦の悪たれ口というのを何かで読んだことを思い出してしまいました. 「モノ」の小ささを笑った言葉でしょうが・・・
「あんた、それをどこの穴に入れるつもり?鼻の孔?」

>『助教授 氏家真樹 三十四歳』と書かれた名札を取り付ける。

 これだけでもぐっときてしまいます。今回は氏家さん、少し元気がないのではないかと心配です。その分掲示板の方でがんばってもらった、といのは冗談ですが、今後の『復活』を祈念しています。

○追い詰められる女弁護士

>亀田金融コンサルタント 
>関西のK組の顧問弁護団の口

 最高の状況設定です!!!

>一歩後退二歩前進。

 後退したら落とし穴だったりして・・

>孝は悦子のほつれ毛を優しく掻き上げてやった。形のいい耳が露出する・・・
>その瞬間、彼女は真っ白に燃え尽き、恍惚の淀みに身を横たえるのだった。
 この美しい描写!!外との対比が見事です。
>後にして思えば、これが夫との正常なセックスの最後になるのだが、身に迫るそんな暗雲を知らず、

 大変失礼かもしれませんが、今の出羽健さまならこういう「説明」は書かれないいかも知れませんね。そういう意味では「貴重」な描写かもしれません。なんでも描写し、説明しないではいられない若さの露出が微笑ましく感じられます、といったら申し訳けありませんが・・・

 これで全体の半分くらいでしょうか?
 4月からも金曜日が楽しみです。


  山田 花子 04/04/04(日) 20:01:25

花果てる果ての花019 

○あゆみ捕われる

>そんな寂しい町のいっそう場末の安アパートの二階に鳥飼あゆみがいた。

 だれも追いかけてこない、というのは誰も味方がいない、ということですね。よそ者が入り込んでもすぐわかってしまう。何をされても『よそ者』がいなくなっただけでは誰もなんとも思わない。SMヒロインとしてはうってつけの場所です。ただ『ルポライター』としてはむしろ都会の雑踏にまぎれる方法もあったでしょうが・・・

>街には漁港特有の浜風が吹いて磯の香りが漂ってくる。銭湯は歩いて数分の所にあった。内風呂に押されて経営が悪化しているのは、都会も地方も同じである。剥げかかった塗装を直す資金も工面できないのか、『桐の湯』はうらぶれた外観を呈していた。番台には耳の遠い老婆がいて、差し出された小銭を恭しく受け取るのである。

 このあたりのリアルさが出羽健小説の奥行きですね。なにかあっても『貸切』に
なってもおかしくない状況でしょうか?
 
>ねえさんはちょっと頭が良すぎるのよ。男がみんな馬鹿に見えちゃうんじゃない。もっと素直に愛されれば胸も膨らんでくるし、お尻も大きくなる。女の身体ってそんなものなのよ

 ありがたくて涙が出そうな忠告だと思います。このあたりまえの忠告を理解するのに、あゆみはどれほど時間がかかるでしょうか?

>そうだ、一服盛られたんだわ。そうよ、それでなくてどうして……

 洋なしですか?
 銭湯は、レズっ気がある女性がパートナーを見つける場所として割りと使われるようです。なにしろいきなりお互いの裸を 「合法的に」見せ合える訳ですし、今時銭湯を使う独身女性というのは、身寄り便りや経済的余裕がない方が少なくないので誘いに乗りやすいのだそうですが・・・

>「とっとと、おねんねしな。気が付いたときは地獄の一丁目だよ」

 女VS女・・しかも風呂場・・・私的にはかなり点数が高い一章でした。もう少し引っ張っていただきたかったくらい・・でもそれではバランスが・・・

○宿敵に陰毛を抜かれる

>一度蜘蛛の糸に捕まった蝶は・・・絶命する寸前まで恐怖を味わい続けることになる。そしてそれは、サディストたちにとってこのうえのない喜びなのだ──。

なんといってもここの描写がすばらしい!!
読者としては犠牲者が、あくまで絶望しないで最後まで抵抗して欲しい!!

>さらに目を奪うのは壁に貼られた写真である・・・その中に自分の姿を発見し、息を飲む。

 さりげなく今までのストーリーを復習する描写・・さすがのテクニック!!

>冷笑を浮かべた。と、いきなり惣戸の顔に唾を吐きかけた。

 お約束のSMヒロインの行動です。これが、サディストの嗜虐心に火をつけないはずがないですよね!!

>「お前は変態ですらない。ただの精神異常者よっ」

 この後半の部分は、ちょっと危ないかも(笑)


  山田 花子 04/04/18(日) 07:53:25

 花果てる果ての花020 

>「委員会のほうはうまく運びましたか、先生」

この一言で妄想にスイッチが入ってしまいました。相変わらずのできですが・・

>久しぶりの美代子の毅然とした物言いに、反射的に卑屈になる広川・・
 
 こまかいけど、このあたりがいいですね
 
>「政治家のくせにそこまで大きいのはいかがなものか。選挙民を愚弄するにも程がありますぞ」

 いかがなものか、という言い回しが政治家秘書らしい!!

>ガチャと重々しい音がして貞操帯が割れた。・・・どこか酸鼻な光景

 なんといっても今回はここが白眉!出羽健さまの魅力炸裂です!!

>アメリカへ議員団の一員として外遊するVSR県にあるKK教団の本部の地下、地獄行き

 なんという差でしょうか!!
 楽しみ・・・  です。

 

   山田花子 12/26/2004(日)23:41:01

 花果てる果ての花、長いことご苦労さまでした。このところ感想もさぼっていて
申し訳けありません。絵もいいけど、やはりこのリズム感あふえる作品は魅力です
今後ともよろしくお願い申し上げます。
                             
 〇花果てる果ての花045

>キャッシュと併用した事例はまだ報告されてませんから、

 報告したのかい、って突っ込みたくなりますが・・

>肌に触れた長針が一瞬の逡巡ののちにつーっと皮膚に突き刺さり、血脈を探しながら蠢いた。
>やがて針はぴたりと止まり、シリンダーが押されてうぐいす色の薬液が注入されていく。
>ぶるぶると震えていた女肌が一気に緊張し、尻がわずかに持ちあがる。ピーンと張り詰めた部屋の空気。

 まるで自分が刺されるような気分・・とても初期の作品とは思えませんが・・

>頭のてっぺんから爪の先まで、すべてが性器に向って縮むという錯覚
>脳がゼリー状の不気味な生き物にくるまれて、やがてすべての感覚を桃色のとばりが覆い尽くしはじめた。真部悦子の脳はそんな狂痴の繭に幽閉されていったのである。

 うーん、不思議な感覚・・体感するのは不可能なのでしょうが、強いていうと、外の肉体が消失して、性器だけになる感覚なのでしょうか?

>だらだらと涎を垂らし、鼻孔からは洟ちょうちんすらふくらませている。
>あまりの凄惨さに沼田以外の男たちはひるみはじめたようだ。

 ここまで書くか、という感じですねえ。

>禿頭の中年男が残された。その眼には長年の夢についに到達した至福の光が輝き、それはこの男の至上の愛の現われに違いなかった。

 表現の美しさと現実の乖離がすさまじいですね
 
〇花果てる果ての花046 

>中年の要素をすべて持ち合わせた男・・もう悪趣味の極みといっていい。

 いいです、ヒロインの相手をするのはぜひこういう方にお願いしたい。

>人間性を剥脱された肉奴の扱いといえる。

 動物愛護法違反だと思います、間違いなく・・
 
>それもこれも『キャッシュ』お馴染みの副作用である。とても彼女が気鋭の美人弁護士だったなどとは、連想すらできまい。

 ああ、健全な魂はこの肉体にはやどらないでありましょう・・

>この一週間、缶詰だけという偏った食生活を強いられてきた悦子にとって・・・
>……そうやな、『それぞれの秋』ちゅうことにしておこか

 強いていうと、この題名のセンスは良すぎるかも・・
 B級AVの題名風だったら・・「腐肉の缶詰」なんていうのも・・失礼しました・・・

>鞍上には白むくの花嫁が頚を垂れている。
>よくよく花嫁の手元を見ると、なんと手錠が掛けられているではないか。

 素晴らしい・・・
 だいぶ古いのですが、にっかつの「貴婦人縛り壷」という映画を思い出します。

>刺青でも入れて花電車でもさせるしかねえというわけや。薬で脂肪のつきすぎた身体やが、黒バラでも彫られれば、少しは引き締まるとちゃうか

 黒薔薇・・うん、淫靡な感じ・・蛇に胴体を巻かれる美女というのも見たいような気がしますが・・
それにしても、ぼかしとか、色刷りはだいぶ痛いそうです。
痛み止めはやはりキャッシュでしょうか?股間に太いバイブを入れてもらって、かろうじて耐えるとか・・・

>ホルマリン漬けにされている肉片は・・・

 これはえぐい・・しかしさらっとエピソードとして扱われるのはさすが・・

「股間につっこまれているのはなんだか判るか?警棒やで・・デモや留置場でさんざん殴りつけられたその警防が死んで肉塊になってもまだ、恵を苦しめているのや・・いや、あんな姿になってもまだ警察権力と戦っている姿はコマンドの鏡やで・・」
なんて・・・これも失礼しました。
 
>悦子はケダモノのように肉に飛び付いた。・・蠢く臀を心ゆくまで姦しはじめた。

 前と後ろの口が同時にふさがるところで終わる・・なんとこの物語の終焉にふさわしいことでしょう!!


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